カワセミ

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ホバリング中のカワセミ

適当な止まり木がないとき、カワセミはよくホバリングを行い、獲物に狙いを定めてからダイブする。時に長時間(と言っても10秒程度でしょうが)に渡ることもあり、一点に静止するのでホバリング中の撮影は難しくありません。

構造色

カワセミの色は色素によるものではなく、構造色と呼ばれる電子顕微鏡レベルの微細構造によって得られているものです。そのため、入射光線の波長や角度、観察者との角度などによって微妙に色が異なって見えます。青い鳥というイメージですが、この写真のように緑色に見えることもあります。

好物のエビ

いつも行くフィールドでは、エビを頻繁に捕獲します。小魚と半々位でしょうか。魚は必ず頭から丸呑みしますが、エビは折り曲げて、必ず背中から呑み込みます。魚を頭から呑むのは、鰭や骨がひっかからないようにするためと思いますが、エビは頭からだとヒゲやトゲ、足などがひっかかりそうで、背中から呑むのは理にかなっているように思えます。

カワセミの色

この写真は青く見えます。日本語の青という言葉は範囲が広いのですが、カワセミの色はいわゆる「青」ではなく、どちらかと言うと「シアン」に近い色です。背中の正中は明るいシアン、翼は暗いシアンという表現が一番近いと思います。

飛翔

カワセミの飛翔速度はかなり高速ですが、比較的素直に直線的に飛ぶので、練習すれば追従は可能です。

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著者
Yama

大学卒業後しばらくは建築設計に従事。その後人工知能の研究所で知的CADシステムやエキスパートシステムを開発。15年ほどプログラマをしていましたが、管理職になるのが嫌で退職。現在は某大学の非常勤講師(情報学)、動物医療系および野鳥写真家、ウェブプログラマ、出版業などをしながら細々と暮らしています。

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