撮影機材

カメラ・写真

レンズテストのすすめ:絞りの誤解と回折ボケについて

面白いことに、デジタルカメラの時代になってから、急にレンズのF値や絞りの誤解が発覚しています。フィルム時代は写真を撮ってもほとんどの人はサービス判程度の引き伸ばしで鑑賞することが多く、絞りの違いは被写界深度に影響することくらいしか一般には...
カメラ・写真

ファインダー表示サイズ

Z9のファインダーは定評があり、一眼レフから移行しても違和感を最小限にするために作りこまれた感があります。自分も一眼レフからスムーズに移行できましたし、今ではミラーレスのファインダー表示の恩恵をことごとく受けています。ファインダーの表示サ...
カメラ・写真

次世代のノイズ除去ソフト

NikonのZ9もZ8も高解像度の方向に設計されているため、必然的に高感度耐性が犠牲になっています。写真撮影を仕事としていますが、自分の基準としてはISO 2000が限界で、できればISO 1000以下になるように気を付けて撮影し...
カメラ・写真

画像処理について

住んでいる集合住宅が厚木基地の滑走路のモロに延長線上に位置しているので、住宅防音事業1種区域に指定され、全戸防衛庁の防音工事を行いました。すべての開口サッシをペアガラス防音サッシへの交換、玄関ドアの交換、キッチン換気扇の交換などを行い、さ...
カメラ・写真

紫金山・アトラス彗星:速報

中学生の頃に藤井旭さんの「星空の四季」に出会い、自分もこんな写真が撮りたいと思って天体写真を撮るようになりました。しかし、まったく近づくこともできず、挫折したことは言うまでもありません。藤井さんの写真集は今見ても素晴らしい作品ばかりで、フ...
カメラ・写真

Nikon Z8+NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S+Z TELECONVERTER TC-1.4x、TC-2.0x:レビュー

総論で書いたように、旧人類はテレコンに対してあまり良い印象を持っていませんでした。しかし、Zマウント時代になってテレコンにも非球面レンズが採用され、画質劣化が大変少ないということなので、先入観を捨てて試してみました。 ハチロ...
カメラ・写真

Nikon Z テレコンバーター:総論

私たちフィルム世代の旧人類は、テレコンバーター(以下テレコン)に対してあまり良い印象を持っていませんでした。 1960年代から一眼レフカメラが普及しはじめ、カメラは一部の専門家の道具ではなく、家電と同様に一家に一台あるのが当...
カメラ・写真

Nikon Z9+NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S+Z TELECONVERTER TC-1.4x:レビュー:野鳥撮影

総論で書いたように、旧人類はテレコンバーター(以下テレコン)に対してあまり良い印象を持っていませんでした。しかし、仕事で強拡大する必要があり、Z TELECONVERTER TC-2.0x(以下TC-2.0)を試したところ思いのほ...
カメラ・写真

補正環

アポクロマート(以下アポ)やセミアポクロマート(フルオリート:以下セミアポ)の40倍など、乾燥系の高倍率・高開口数(以下NA)対物レンズの多くには補正環が付いています。カバーガラス厚のばらつきなどで発生する球面収差を補正するための...
カメラ・写真

顕微鏡画像の深度合成とウェーブレット変換

顕微鏡撮影を行う際、開口数が大きく分解能が高いレンズを使うほど被写界深度が浅くなり、撮影が困難になってきます。開口絞りを絞ると被写界深度は深くなりますが、分解能が落ちてしまいます。せっかく高い分解能を得るために開口数が大きいレンズ...
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