辛味噌ジャン

特別辛いものが好きと言う訳ではありませんが、体質的に辛いものに対する耐性があるようです。四川料理など、元々辛いものと認識している料理は時に刺激を求めてとことん辛くして食べます。ただし、単に痛覚刺激だけに特化した辛みではなく旨味がある辛みを好みます。辛味噌とか、ピカンテはうまいと思いますが、ハバネロとか、ドラゴンズ・ブレスの類まで行ってしまうとうまみは感じられなくなり、あまり魅力は感じられません。

今まで、さまざまな市販の調味料を試して来ましたが、なかなか「これだ!」というものに巡り合っていませんでした。

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辛味噌

近くの中華料理店のテーブルには塩、醤油、ラー油の他に、たいそううまい調味料が置いてあります。唐辛子色をした味噌っぽい調味料です。そこの料理何に追加しても抜群にうまくなります。小さなガラスの容器に入っているのですが、いつも全部使い切ってしまい、詰め足してもらうほどです。
一般には相当辛いようですが、辛さの中にうまみがぎっしり詰まっている感じで、辛くなると言うよりも、すべての料理がうまくなる、という表現が適切です。これは単独で欲しくなりました。

調味料の聞き込み

どこの何という商品なのか、もしくは、お店のオリジナルなのか知りたくて、何度もお店の人に聞きましたが、日本語が通じません。注文する商品の名前がかろうじて伝わるくらいの語学力です。ちょっとでもイレギュラーなことを言うと何が出てくるかわからない楽しみがあります。
先日は紹興酒を頼んで、「燗してください」と言ったら、ロックで出てきました。余計なことを言ってはいけないお店です。
そんなお店ですが、勇気を出して「この調味料は何ですか」と聞いたら説明を求めていると思われたよう で、「カラミソー、カライカライ」と教えてくれるので、「いや、そうじゃなくて、市販されているもの?それともオリジナル?」と聞き直したのですが、「カライ、ダイジョウブ」と、まったく通じませんでした。「この味噌だけ小分けして買いたいんだけど」とも言ってみましたが、そんな複雑な日本語はもっと分からなかったようで、「タクサン、ダイジョウブ、ダイジョウブ」と言われて会話が終わってしまいました。残念。

辛味噌の正体

いつものように麻婆ナスを頼んで、この調味料を全部使い切ってしまいました。まだ足りなかったので補充してもらいました。その時、広口の大きなプラスチックジャーのような容器から詰め替えているのが見えました。蓋は白です。

家に帰ってネットで検索すると、該当する商品がありました。
あみ印の「辛味噌ジャン」です。しかし、業務用の1kgのビッグボトルのものしかありません。100gくらいのお試しサイズがあればよかったのですが、家族二人でいきなり1kgの辛味噌を買うのはいささか勇気がいります。しばし悩みましたが、価格も高くないので、注文してみました。

これだ!

すぐに到着しました。さすがに1㎏はデカい。まずかったらどうしようと心配しながらなめてみるとウマい!まさに求めていたものです。さっそくその日の夕飯から使いましたが、1ヵ月でほぼ使い切りました。デカすぎてどうしよう、と思いましたが、杞憂でした。

麻婆豆腐、麻婆ナス、餃子、ラーメン、チャーハンなど、中華料理にはもちろん何でも合います。さらに、冷奴に乗せるだけ、キュウリに乗せるだけでもバクバク食べられます。ご飯に乗せるだけでもOKです。わが家の必需品になりました。

辛いもの好きだけど、辛いだけではなく、うまみを重視される方にはおすすめの辛味噌です。はまれば1㎏なんてあっという間です。

好みがあるので、万人受けするものではないと思いますが、個人的には大変はまりました。辛いよりもうまみが勝っている調味料です。中華料理には、何でもガンガン入れて食べます。1㎏パックしかありませんが、問題ありません。
常温保存できるので、いつでも手が届くように食卓の近くに転がしておけます。
著者
Yama

大学卒業後しばらくは建築設計に従事。その後人工知能の研究所で知的CADシステムやエキスパートシステムを開発。15年ほどプログラマをしていましたが、出世するのが嫌で退職。現在は大学非常勤講師(情報学)、動物医療系および野鳥写真家、ウェブプログラマ、出版業などをしながら細々と暮らしています。

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