素晴らしい巻尺

よく工作をするため、いつも巻尺は持ち歩いています。建築屋の性なのか、計りたいときに計る道具がないのはなんとも気持ちが悪いのです。
それほど精度よく測定するわけではないので、軽い布やビニール製でも良いし、家電量販店で配っている紙のスケールでも良いのですが、道具にはどうしても凝ってしまいます。

2016年4月、リニューアル後に なかなか行けなかった銀座の伊東屋に行ってきました。
そこで出会ってしまった巻尺。刃物の町、新潟燕で作られた、アルミ削り出しの筐体です。 理系男子はどうも「削り出し」という言葉に弱いのです。

日本の職人が手掛けた傑作です。ヘアラインの仕上げは素晴らしいできです。さりげなく入る MADE IN JAPAN の刻印が映えます。

直径47㎜で、大変コンパクトなのでどこにでも入ります。私は常時カバンに忍ばせています。

インチキ鋳造品ではなく、角がシャープでアルミを丁寧に削り出して作ったことが分かります。
しかも、デザインに凝っただけではなく、2mの巻尺はJIS一級で、実用的です。先端が板の厚み分移動するようにできています。

義兄(同じく建築家)にもプレゼントしたら大変喜ばれました。

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著者
Yama

大学卒業後しばらくは建築設計に従事。その後人工知能の研究所で知的CADシステムやエキスパートシステムを開発。15年ほどプログラマをしていましたが、管理職になるのが嫌で退職。現在は某大学の非常勤講師(情報学)、動物医療系および野鳥写真家、ウェブプログラマ、出版業などをしながら細々と暮らしています。

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