エアドッグモイちゃん:Airdog moi:気化式加湿器:レビュー

またやられてしまいました。空気清浄機のエアドッグを愛用していますが、その会社からダイレクトメールが来ました。なにやら新型の加湿器が出たというアナウンスです。

モイちゃん:かっこ良過ぎ

写真を見るとやたらとカッコ良い。造形美に一目ぼれでイチコロです。

購入

ヲタクにこういうものを見せてはダメです。気軽に買える値段ではなかったのですが、3分くらい悩んでポチっていました。

購入理由

デザイン

まずはこのデザインに惚れました。加湿器というと、なぜかやたら丸々したデザインの製品が多いのですが、エアドッグモイは捩じれた多角柱の形状で、各面は光の加減で美しいグラデーションが現れる設計です。冬の間は毎日24時間使うものですから、デザインは大事な要素です。デザイナーに敬意を表します。
空気清浄機のエアドッグと加湿器のエアドッグモイは名前がほとんどかぶっていて分かりにくいので、加湿器の方は「モイちゃん」と呼んでいます。

水の補給方法

多くの加湿器は水のタンクを引き抜いて流し台に持って行って水を補給し、加湿器に戻してセットするという方法で水を補給します。流しでタンクを逆さにしてネジの蓋をはずして水を入れ、またネジの蓋を閉める動作が結構面倒です。さらに満タンに水を入れたタンクは重く、それを再度上下さかさまにひっくり返して加湿器まで運ぶ労力も非力な女性には結構厳しいようです。補給を怠ると加湿器が止まっていて空気がカラカラになっていることもしばしばです。

モイちゃんにはこのような補給用タンクがなく、本体の上部から直接水が入れられるようになっています。ヤカンでもナベでも、空いたペットボトルでも、コップでも、水を入れられる容器で運んで上から流し込むだけでOKです。
しかもいつでも気軽に適当な量を入れられます。これは大変良い仕様です。最大で3.2L入りますが、フルに入れる必要はなく、ちょこちょこ追加することも可能です。とにかく上から流し込むだけなので、非常に楽です。これだけでもかなりのストレス低減になります。
本体内に備蓄されている水のインジケーターがありますので、それを見ながら適当に補充するだけで済みます。

雑菌の繁殖防止

一般的な加湿器で問題となるのは本体内に溜まった水に繁殖する雑菌です。今まで様々な加湿器を使ってきましたが、しばらく使用すると本体内の水がよく変な色のドロドロのゲル状になっていました。加湿器は常に水が溜まった状態になるので、雑菌の温床となってしまうようです。超音波式などではその雑菌まで空気中に撒布することになるので、健康には悪そうです。その本体内のメンテナンスが意外と大変で、問題と感じていました。

モイちゃんの本体内の水の底にはオゾン発生装置が組み込まれていて、雑菌の繁殖を効果的に抑えてくれます。
気化式なので、菌を部屋に撒き散らすことがなく、気化フィルターも除菌された水を使うので菌の繁殖が抑えられます。

フィルターのメンテナンス

エアドッグと同様、モイちゃんもフィルターはすべて清掃や洗濯で済み、基本的に交換する必要はありません。

メインの気化フィルターは、流しで水洗いしても良し、洗濯機で洗っても良し、汚れがひどい場合は漂白しても良いという、自由度が高い仕様です。洗い替えのフィルターが一つ付属していました。

空気用のプレフィルターも掃除機で清掃するか、水洗い可能で、破損しない限り交換不要です。

ランニングコスト

フィルター交換の必要がないので、ランニングコストは水と電気代だけになります。水はほぼタダとして、電気代は最低のL1モードで6.3円/日、最高のL4モードで13.4円/日です。

エアドッグとの併用

エアドッグが苦手なものが一つあります。それは超音波加湿器です。超音波加湿器は振動板の超音波振動によって水を微細な粒子にしたものを風で部屋に拡散する仕組みです。従って、超音波加湿器を使っている部屋には水の微細な粒子が浮遊することになり、それがエアドッグのセンサーに反応します。埃や花粉と水の粒子の区別がつかないためです。エアドッグは大変空気が汚れていると認識して、フル稼働をすることになります。

エアドッグの説明書にも書かれていますが、併用できる加湿器は、気化式か加熱式(ハイブリッドも含む)です。超音波加湿器とは併用しないように明記されています。

加熱式はヒーターでずっとお湯を沸かすような仕組みであるため、電気代が高い、吹き出し口の温度が高い、結露が多くなる、といったデメリットがあります。そうすると、エアドッグとの併用でおすすめできるのは気化式のみとなります。

ディスプレー

温度も湿度も少し高めです。

ディスプレーには温度、湿度(相対湿度)、水残量が表示されます。わが家はイグアナ放し飼い環境なので、温度と湿度が常時表示されているのはポイントが高い仕様です。
水の残量は本体側面にも大きなLED表示があります。

総評

エアドッグど同様、加湿器としてはかなり高価だと思います。安いものは数千円で買えるのに、その何倍もの価値があるのかというところが論点だと思います。

個人的にはこのデザインに投資しても良いのではないかと思いました。時計などと同じです。機能だけを追及すれば数千円で買えるクォーツ式時計で十分なはずですが、その何倍も何十倍も出してデザインが優れた時計を求める人もいます(自分は違います)。いわゆる所有欲という感情でしょうか。今まで加湿器に所有欲などという感覚を持ったことはありませんでしたが、今回はじめて加湿器にそういう感覚を持ちました。形を見て、純粋に「これは欲しい」と思ってしまったのです。
これはある意味製品としては素晴らしいことではないでしょうか。まずデザインで人を惹きつけることに成功しているわけですから。

しかも、外見の美しさだけではなく、スペック的にもこれまた素晴らしいのです。今まで使ってきた加湿器の問題点や使いにくいと感じていた点をことごとく解決しています。開発者たちは、相当調査を繰り返して仕様を決定したのでしょう。素晴らしい企業努力だと思います。

空気清浄機のエアドッグを24時間365日稼働させているので、加湿器は気化式一択です。モイちゃんはもちろん、エアドッグと併用できるように気化式ですが、今までの気化式の問題点だった溜まった水や気化のためのフィルターに発生する雑菌にを可能な限り除去する機構が盛り込まれています。オゾン発生装置による除菌です。本体内に溜めた水を除菌することによって、フィルターも除菌されることになります。完全な除菌ではないと思いますが、今までのようにドロドロのコロイド状に変質することは少なくなると思います。ちなみに水中だけで完結しているためか、オゾン臭はしません。

供給用のタンクを廃し、本体上部からいつでも好きなだけ水を足せる仕様は、あらためて使ってみると画期的です。常に内容量が表示されているので、入れすぎも防止できます。今までも同様な仕様の加湿器を使ったことがありますが、水を注ぐ場所には蓋がありました。モイちゃんは蓋もなく、好きな時に本体上部から水を追加できるところがミソです。それだけのことですが、大変楽に感じました。
おそらく、中央の注ぎ口の周囲に円環状の吹き出し口があり、蓋が無くても注ぎ口に埃やゴミなどが侵入することを防止しているのでしょう。

気化式は白い粉が出ない、消費電力が少ない等のメリットがありますが、純粋な加湿器としての能力は超音波式や加熱式よりも劣ると言われています。しかし、前の晩に満タンに入れた水が、朝には警告が出るくらいなくなっているので、言われるほど悪くはないのかもしれません。それで湿度60%前後を維持しています。
音も期になるほどではなく、大変満足しています。

後は耐久性ですが、また長期間使用した後に追記します。

Airdog moi
Amazon
エアドッグといっしょに使うにはこのエアドッグモイが最高の組み合わせだと思います。エアドッグと超音波式は相性が悪いので、実質使用不可です。
気化式でしたら、本体内の水を除菌しながら稼働するエアドッグモイをおすすめします。最初は加湿器の範疇を逸脱した高額な商品だと思いましたが、デザインが秀逸過ぎてダメでした。仕様的にもフィルターは洗濯でき、交換不要なので、長く使えばそれほどコストパフォーマンスは悪くないのかもしれません。
著者
Yama

大学卒業後しばらくは建築設計に従事。その後人工知能の研究所で知的CADシステムやエキスパートシステムを開発。15年ほどプログラマをしていましたが、管理職になるのが嫌で退職。現在は某大学の非常勤講師(情報学)、動物医療系および野鳥写真家、ウェブプログラマ、出版業などをしながら細々と暮らしています。

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