エビはじめました

20年ほど前まで120㎝水槽があり、熱帯魚を飼っていたのですが、魚がいなくなったのとちょうどぎっくり腰を発症したため、良いタイミングだと思って熱帯魚から手を引きました。
熱帯魚と言っても、カラフルな美しい魚ではなく、その頃入れ込んでいたのはプレコストムス(通称プレコ)というナマズの一種です。世間では「コケ取り魚」などと不名誉な呼ばれ方をしていますが、長期間飼育していると人にも馴れるし、大変愛らしいナマズです。

プレコ、ベルツノガエル、イグアナ、ブンチョウと、進化の過程をたどるように飼育歴も変遷してきましたが、今年のはじめに最愛の文鳥がなくなり、しばらく何も飼う気になれませんでした。
しかし、今まで常に動物と暮らしてきた人生だったので、部屋に何も動物がいないのがひどく不自然に感じ、新たに水槽を買ってみました。

15cm水槽

もう歳で、大型の水槽の管理は無理だと思ったので、設置面積15×15cmの超小型のガラス水槽にしました。今までの経験上、深さはあった方が水が安定するので、高さ25㎝のものにしました。コトブキのクリスタルキューブ150HH/Bです。テーブルの上にちょこんと乗る大きさです。
最近の水槽は大変よくできています。フレームレスになっていて、見た目にもおしゃれです。20年前に比べると、水槽もフィルターも照明器具も進化しています。
水草とエビくらいであればこの大きさでも十分に楽しめそうです。

エビちゃん

エビの飼育は簡単なようで意外と難しいと思っています。数十年前に何度か挑戦したことがありますが、温度が上がるとすぐにダメになってしまいます。わが家はイグアナ環境で常に30℃前後だったため、エビの飼育には不適切でした。しかし、イグアナがいなくなった今、室温は少し下げているのでエビを飼える環境になってきました。

数十年前はエビと言ったらヤマトヌマエビとビーシュリンプくらいしかなかったのですが、熱帯魚店に行ってみて驚きました。今は盛んに品種改良がされていて、ビーシュリンプからの改良と思われますが、チェリーシュリンプ系、ルリーシュリンプ系など、小型で色鮮やかな品種がたくさん売られています。赤、オレンジ、黄、青などや、変わった模様の入り方や途中が透明になっている種もあり、20年のギャップの大きさに驚いた次第です。

今まで見たことがなかった赤、オレンジ、青に衝撃を受け、購入してみました。

水草

エビちゃんを飼うためにはやはり水草が必要です。必要ではないのかもしれませんが、自分はやはり写真家なので、写真を撮るときに背景はやはり水草じゃないと絵にならないと思い、水草をいくつか購入しました。もう石や流木に水草を活着させたものが売られていて便利です。そんなものをいくつか見繕って入れてみました。
また、家内の希望でマリモを入れたいというので、マリモを三つ買って入れました。エビちゃんたちは結構気に入ってくれたようでマリモを含め、水草の上で何やら忙しそうに作業してくれるようになりました。

フィルター

超小型水槽で水草とエビくらいしか入れないつもりだったので、水中モーターの外掛けフィルターを設置しました。水槽にひっかけるだけで簡単にインストールできます。音もしずかで、動いているのか分からないほどです。フィルターもパックになったものを時々洗浄するだけですみます。

照明

この20年で一番進化したのは照明装置だと思います。20年前の水槽の照明は蛍光灯だけでした、今はもう100%LEDです。小型で高輝度でおまけに低消費電力です。照明が小型化できたので、このような小型水槽が普及したのではないでしょうか。昔は蛍光灯のサイズから水槽サイズが決められていたきらいがあります。15Wを使う45cm水槽、20Wを使う60cmが最低ラインでした。
今はその制約がないので、15cm立方くらいのさらに小型でおしゃれな水槽があります。きっとLEDのおかげです。水草の成長にも良い波長が出ているのでしょう。光合成をしている泡が確認できます。

温度計・ヒーター・クーラー

温度計も今はデジタルなのですね。昔はアルコール式体温計のような温度計を浮かべる方式でした。縦になるように、下に鉛のツブが入っていました。なかなか読み取りにくかった覚えがあります。
今はデジタルで視認性も高く、おそらく正確だと思われるので、適当なものをAmazonで購入しました。

わが家は365日エアコンをつけっぱなしなので、ヒーターを使いません。エビちゃんのためには、むしろ水槽クーラーが必要です。基本的に25℃前後にキープしたいところです。
現在は25℃前後を保持できているので水槽用に特にヒーターは設置していませんが、今後様子を見て対応して行こうと思います。

評価

見ているだけで楽しい!ついつい見入ってしまう。

20年のブランクは大きく、当時通っていた熱帯魚店もなくなっていました。
まずは手始めに超小型の水槽からはじめて様子を見ようと思ったのですが、やはり部屋の中に何か生き物がいるというだけで私たちの生活も変わります。良い意味で。
暇さえあれば水槽を眺めている自分に気づきます。昔の感覚が少しずつ蘇ってきました。

やはり進化の過程で水から上がってきた経験があるからか、水槽をながめているとなぜか癒されます。繁殖をさせようとか、新しい品種を作り出そうなとどいう意気込みはありませんが、自分が作った環境で彼らが幸せに生きてくれている姿をみるだけで、純粋に幸せを感じるのです。


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著者
Yama

大学卒業後しばらくは建築設計に従事。その後人工知能の研究所で知的CADシステムやエキスパートシステムを開発。15年ほどプログラマをしていましたが、管理職になるのが嫌で退職。現在は某大学の非常勤講師(情報学)、動物医療系および野鳥写真家、ウェブプログラマ、出版業などをしながら細々と暮らしています。

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水槽その他
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