
意地悪をするわけではありませんが、ここまで来るとZ9が果たしてどこまでを動物として認識するのか試してみたくなります。Nikonのウェブサイトにも「犬、猫、鳥以外でも類似した動物」の検出をほのめかす記述があります。イグアナがこれらに類似しているとは思えませんが、ディープラーニングでどのようなアルゴリズムを習得しているのかわからないので、わが家のイグアナで試してみました。
イグアナの検出
- ボディ:Nikon Z9( C:Ver.1.10 )ワイドエリア(L)被写体検出(動物)
- レンズ:NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Nikon Z9に、家内にZ50レンズキットを買った時のレンズNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRを付けて実験しました。動画はファインダー像のログです。
被写体としてのイグアナの認識はかなり厳しいようで、フォーカスポイントは迷っています。しかし、横向きで目がよく見えるアングルでは一生懸命イグアナの目にフォーカスポイントを合わせようとしている様子がうかがえます。無理もありません。きっとディープラーニングの項目にイグアナは含まれていなかったのでしょう。鼻孔や他の鱗を目だと誤認識することもありますが、それでも目を探してかなりの確率で目に合わせてきているのは見事です。
ひとたび目を検出すると目を追い続けようとします。実際、フォーカスポイントが目に来ているときに撮影した画像は、かなり高精度で目にピントが合っていることがわかります。
いつか動物認証で犬、猫、鳥以外の動物も追加されるのかどうか分かりませんが、目の検出アルゴリズムはある程度共通化できそうなので、どんな動物でもより高精度で検出するアルゴリズムにバージョンアップされる可能性はあります。ファームアップに期待しています。


Nikon Z 9 ボディ (実勢価格628,650~698,500円) |
Nikon FTZ II | 予備バッテリーEN-EL18d | 予備バッテリー室カバー | L型ブラケット | 液晶保護ガラス |
スピード重視 | 信頼性重視 | 信頼性重視 | コスパ重視 |
24-120mm f/4 S | 24-50mm f/4-6.3 | 24-70mm F/2.8 S | NIKKOR Z 24-70mm f/4 S | 28-75mm f/2.8 |
NIKKOR Z 20mm f/1.8 S | NIKKOR Z 24mm f/1.8S | NIKKOR Z 50mm f/1.2S | NIKKOR Z 85mm f/1.8S | NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S |
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR | NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR | マウントアダプターFTZ2 |
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR |
NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR |
マウントアダプターFTZ2 |