
AFエリアモード変更の練習のために、わが家のブンチョウにモデルになってもらっています。ファンクションキーに各種AFエリアを割り当てていますが、Z9はグリップが意外と深く、大柄の私でも馴れるまで押しにくい距離です。手が小さい人は届かないかもしれません。
レンズ
近距離でZマウントで使えるレンズを持っていないので、家内のZ50を買った時のキットレンズ NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR を使用しました。DX用レンズをつけると、ちゃんと認識して自動的にDXフォーマットになります。35mm判換算で24-75mmの丁度良い標準ズームとなります。軽くて作りもプラスチッキーですが、これがなかなか良く写るレンズで、Z50とのセットで過去に何度も仕事で使っています。
ブンチョウ検出を検証
- ボディ:Nikon Z9( C:Ver.1.10 )ワイドエリア(L)被写体検出(動物)
- レンズ:NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
かわいいかわいい白ブンチョウさんです。白い羽毛にピンクのクチバシと黒い目なので、被写体認識しやすいターゲットだと思います。難なく検出され、勝手に目にピントを合わせてくれます。
ワイドエリアAFでも3D-トラッキングでも瞬時に高精度で鳥およびその目を検出して追いかけ続けます。
面白いことに、横を向いたブンチョウは確実に検出してフォーカスポイントもピンポイントで目を狙いに行きますが、正面を向くと急に迷いはじめます。正面顔での学習がまだ足りないのでしょう。このあたりは純粋にソフトウェアの問題なのでファームアップで今後いくらでも改善する余地がありそうです。
今回、人や犬、猫だけでなく、被写体認識に鳥が入っていたことは大変ありがたいことです。今まではシングルAFで目にピントをあわせていましたが、これからは自由な構図で自動的に目にピントを合わせてくれることでしょう。写真家としてのテクニックがまた一つ不要になりますが、プロカメラマンたちからも歩留まりがよくなるので、歓迎されるはずです。
サンプル画像






カメラ関連
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メディア
スピード重視 |
信頼性重視 |
信頼性重視 |
コスパ重視 |
標準ズーム
24-120mm f/4 S |
24-50mm f/4-6.3 |
24-70mm F/2.8 S |
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S |
28-75mm f/2.8 |
単焦点レンズ
NIKKOR Z 20mm f/1.8 S |
NIKKOR Z 24mm f/1.8S |
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