Nikon Z9:被写体検出:動物(ジョウビタキ編)

大晦日、元旦とNikon Z9の鳥検出のテストに出かけました。せっかくなので、個人的に一番好きな野鳥、ジョウビタキのメスでテストしました。最低気温マイナス3度だったので、ほぼ球形にまるまると膨らんでいて可愛さ倍増です。

ジョウビタキのメスは枯れ葉や樹木の肌と同系列の地味な色で、動かないとなかなか発見できないほど良く出来た保護色です。そのため、鳥検出のテストとしては比較的難しいターゲットなのではないかと思います。はたして鳥を認識して目を検出できるでしょうか。

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鳥検出(体、顔、目)

心配は杞憂でした。枯れ葉や枯れ枝の中に紛れると同系色のジョウビタキは動いてくれないとなかなか人の目では見つからなくなりますが、Nikon Z9の鳥検出は瞬時に鳥を認識し、顔や目を検出しました。見事です。
動画を見ていただくと分かりますが、後を向いている時は鳥全体を囲うフォーカスポイントが出現し、頭部を認識できればフォーカスポイントが頭部の大きさに縮小して追いかけるようになり、目が見えると目の大きさにフォーカスポイントが縮小され、目にピンポイントでフォーカシングするような動きになります。それが気持ち良いほど瞬時に判定され、見えている限り追い続けます。

上の例はワイドエリアAF(L)で動物検出をオンにした状態のファインダー像を記録したものです。最後の方で3D-トラッキングも試しています。一度フォーカスが外れても、瞬間的に鳥を認識し、顔や目を検出する様子が分かります。動物検出に鳥を入れてくれたのは野鳥撮影では大変ありがたいことです。

なお、 所々でコマ落ちしたようにカクカクした動画になっていますが、レンズ側VRのノーマルに設定しているためです。撮影後にVR機構がセンターに復帰するため、そのたびに画面がずれます。スポーツモードにすると改善されますが、効きが弱くなるため、ノーマルモードで使用しています。

元旦

当然かもしれませんが、使っていると、晴天日中の方が鳥の認識率が高いように思いました。この日はかなり薄暗くなるまで撮影していましたが、暗くなるにつれて鳥を認識しないことが多くなってきます。鳥の目が見えていると検出率は高いようですが、時間がかかったり、外れたりするようになり、だんだん怪しくなる感じです。開放F5.6、1/60s、ISO4000という相当暗い状態で、人の目でも鳥が見え辛い状況なので無理もないと思いますが、そう思って使うようにします。それでも一度目を検出すると一生懸命追い続けようとするところがけなげです。
EVFで覗いているとファインダー像は明るく見えるので、日中と勘違いしてしまいますが、実際はかなり暗く、位相の検出もコントラストの検出も明るさとともに落ちるのでしょう。光学ファインダーだったら相当真っ暗なので、こういう状況ではEVFの優位性を感じます。

日中はカメラ任せでも目が見えていれば目を検出してピント合わせをしてくれます。
相当暗い状況ですが、目が写っていれば被写体検出して何とか目にピントを合わせようとしてくれますが、暗くなるにつれて被写体の検出は徐々に怪しくなってきます。さらに暗くなってもマニュアルでアシストすると目を検出することが確認できました。

2022年1月7日:オスはどうよ

オスのジョウビタキは目の周りに黒い羽毛があり、肉眼で見ても目が見にくいものです。Z9の被写体検出でジョウビタキ♂の目を検出できるでしょうか。

まったく問題なく被写体を認識して、目を検出してくれました。ピント精度も問題ありません。


Nikon Z 9 ボディ

Nikon FTZ II

予備バッテリーEN-EL18d

予備バッテリー室カバー

液晶保護ガラス

AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR

NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR

マウントアダプターFTZ2
著者
Yama

大学卒業後しばらくは建築設計に従事。その後人工知能の研究所で知的CADシステムやエキスパートシステムを開発。15年ほどプログラマをしていましたが、出世するのが嫌で退職。現在は大学非常勤講師(情報学)、動物医療系および野鳥写真家、ウェブプログラマ、出版業などをしながら細々と暮らしています。

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