365日毎朝コーヒーを飲みます。夏でも冬でもアイスコーヒーです。しかもちゃんとメリタのドリップ式で淹れます。
やかんじゃないよケトルだよ
今まではDeLonghiの電気ポットで沸かしていましたが、冬になって暖房器具といっしょに使うとブレーカーが落ちるため、仕方なくコーヒー用のヤカンを買うことにしました。
以前からコーヒー用のヤカンが欲しかったのですが、汎用的ではないため、なかなか手を出さないでいました。今回ようやく必要に迫られてネットで調べて、そこではじめて「ヤカン」という言葉が死語であるあることを知りました。ヤカンではあまり出てこないのです。今は「ケトル」と言うそうです。「ヤカン」でいいじゃないかと怒りを抑えながら「コーヒー ケトル」でググルとたくさん出てきました。
しかし、オーソドックスなものばかりで、なかなかオメガネにかなうものがありません。どうせ買うのなら、こだわった逸品にしたいと思っていました。
これだ
そしてついに見つけました。大変美しいデザインです。18-8ステンレスで日本のカリタの製品です。迷わず購入しました。
まさにコーヒーを淹れるためだけにデザインされ、生まれてきたヤカン、いや、ケトルです。口が細く、絶妙な角度で開口しているため、蒸らし、抽出、のための湯量を的確にコントロールできます。コーヒー通にはおすすめです。
写真で見た印象よりも小さかった。
本体は半球形で、絶妙な角度がつけられた注ぎ口が伸びます。後方には上にカーブを描く取っ手がついていますが、実際に湯を沸かすと金属の取っ手は極めて熱くなり、とても素手では握れません。これが唯一の欠点でしょうか。
ワークマンシップは大変良く、鏡面研磨されたステンレスは、まるで魚眼レンズで周りを写したかのような反射を見せます。
どの角度から見ても惚れ惚れするほど美しい形状と仕上げです。毎日コーヒーを淹れるのが楽しみになります。