マトリョーシカ

なぜかこういうものも好きです。

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コケーシカ

2010年頃は運動のため、週に一度くらいのペースで長谷から鎌倉まで歩くようにしていました。バス通りよりも山側の道、海側の道、海岸線など、様々なルートがあります。新しい裏路地を見つけては歩いてみます。住宅街にひっそりとマニアックなお店があったりして、そういう発見や出会いが面白いのです。

ある日、コケーシカというお店を見つけました。珍しく、コケシとマトリョーシカの専門店です。以前からマトリョーシカは好きでしたので、入ってみました。住宅の一角を改造したような小さな店舗ですが、壁一面コケシやマトリョーシカが陳列された大変マニアックなお店です。

マトリョーシカを一つ購入しようと思ったのですが、数が多すぎて迷います。見たこともない、素晴らしいデザインのマトリョーシカだらけです。オーソドックスなもの、風刺的なもの、思わず笑ってしまうものなど、さまざまです。

出会い

迷いながら眺めていたら、一つのマトリョーシカと目が合って衝撃が走りました。それを見つけたら他のマトリョーシカは目に入らなくなりました。
すばらしいデザインです。
まず、顔が可愛いらしい。普通のマトリョーシカの顔は失礼ながらあまり可愛いと思ったことがないのですが、このマトリョーシカは顔が劇的に可愛いのです。ほんわかした表情には癒されます。これは参りました。5個の入れ子セットですが、特にその2番目の顔が好みでした。もう釘付けです。

しかも、このマトリョーシカの絵は塗り物ではなく、ウッドバーニング技法という焼きゴテによって素材の木を焦がして絵を描く手法で描かれています。コテの温度なのか、種類なのか分かりませんが、焦げ具合によって色が変わるため、濃淡が表現されています。濃い線や点、薄い線や点が見事に描き分けられています。コテをあてた線や点は凹んでいるので、失敗は許されず、すべて一発勝負で描いていることが見てとれます。相当熟練した職人による高等テクニックなのでしょう。
ウッドバーニング技法で画かれたものは剥げたり褪色する事が無く耐久性が高いのが特徴です。

迷わず購入

これはもう買うしかありません。もう10年ほど前なので、値段は覚えていませんが、結構高価だったと思います。お店の方を呼んで包んでいただきました。こういうものは出会った時に買わないと、後で絶対後悔します。

かくして、わが家の一員となりました。

お腹の絵の玉ねぎ型ドーム(クーポラ)の部分のみ不思議な光り方をする塗装が施されています。口も紅色の塗料でしょうし、頬に薄く紅を入れているようです。そのほかは全てウッドバーニング技法のみで描かれています。

こんなマニアックな雑誌や本も置いてありました。

様々な小物も売っています。

コケシやマトリョーシカフリークにはたまらんお店でしょう。おすすめします。

著者
Yama

大学卒業後しばらくは建築設計に従事。その後人工知能の研究所で知的CADシステムやエキスパートシステムを開発。15年ほどプログラマをしていましたが、出世するのが嫌で退職。現在は大学非常勤講師(情報学)、動物医療系および野鳥写真家、ウェブプログラマ、出版業などをしながら細々と暮らしています。

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芸術異国の文化収集
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