Nikon Z9:被写体検出:動物(リクガメ編)

イグアナに引き続き、わが家のリクガメで被写体検出のテストを行いました。ターゲットはギリシャリクガメ(オス25歳オーバー)です。カボチャを食べた後なので、顔中カボチャだらけですが、本当は美男子です(^^)。

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リクガメの検出

Nikon Z9に、家内にZ50レンズキットを買った時のレンズNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRを付けて実験しました。動画はファインダー像のログです。
ワイドエリアAF(L)+動物検出で狙ってみました。

  • ボディ:Nikon Z9( C:Ver.1.00 )ワイドエリア:被写体検出(動物)
  • レンズ:NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
  • 被写体:ギリシャリクガメ

驚いたことに、イグアナの時とは異なり、リクガメはかなり効率よく検出します。AF作動直後にすぐ被写体を認識し、頭部、目を検出します。動いてもフォーカスポイントはきちんと追従します。イグアナよりも検出率は遥かに高い印象です。ディープラーニングのターゲットとしてカメの類は学習項目としてあったけど、イグアナはなかったということでしょうか。イグアナの時はずいぶん迷っていましたが、リクガメは迷わず目を検出しているイメージです。

動物の検出は、一般には犬猫がメインだと思いますが、あえて「犬猫」に限定せずメニュー項目は「動物」としているところにNikonの自信を感じます。ウェブサイトではZ7-IIでも被写体検出は「人物、犬、猫の顔や瞳を検出する」と限定されているのに対し、Z9では「人物や犬、猫に加え、鳥、車、バイク、自転車、列車、飛行機も検出可能」とあり、さらに「動物の検出は、犬、猫、鳥以外でも、類似した動物に枠が表示されることがあります」となっています。
カメの形状が犬、猫、鳥に類似しているとは思えませんが、鳥の形態的バリエーションに対応しているということから、まったく別のアルゴリズムで動物を認識しようとしているように思えます。

今まで使ってみた感覚として、「目」がキーポイントになっている気がします。人物に関しては目が見えなくても、後向きでも検出するので、人らしい形から被写体を検出しているようですが、動物の検出は目が見えないと結構迷う動きがみられるので、形から被写体を認識して、目を検出するのではなく、はじめに何らかのアルゴリズムで目を検出し、そこから被写体を認識しているのかもしれません。鳥でも目が見えていない場合は結構迷う仕草を見せます。
まったくの推測ですが、様々な動物の検出テストをしていて、そんな印象を受けました。

いずれにしても、カメでも目を検出して目にピントを合わせてくれるのには感激しました。

追記(2022年7月)ファームウェア Ver. 2.10

ファームウェアがVer. 2.10にバージョンアップしたのでより進化したと言われている被写体検出をテストしてみました。

  • ボディ:Nikon Z9( C:Ver.2.10 )ワイドエリア:被写体検出(動物)
  • レンズ:NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
  • 被写体:ホルスフィールドリクガメ

上半身と頭部しか見えていませんが、被写体として認識して、確実に目を検出してくれました。比較は困難ですが、感覚的には進化しているように感じます。

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標準ズーム
24-120mm f/4 S 24-50mm f/4-6.3 24-70mm F/2.8 S NIKKOR Z 24-70mm f/4 S 28-75mm f/2.8
単焦点レンズ
NIKKOR Z 20mm f/1.8 S NIKKOR Z 24mm f/1.8S NIKKOR Z 50mm f/1.2S NIKKOR Z 85mm f/1.8S NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
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著者
Yama

大学卒業後しばらくは建築設計に従事。その後人工知能の研究所で知的CADシステムやエキスパートシステムを開発。15年ほどプログラマをしていましたが、管理職になるのが嫌で退職。現在は某大学の非常勤講師(情報学)、動物医療系および野鳥写真家、ウェブプログラマ、出版業などをしながら細々と暮らしています。

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