猿山のニホンザルを狙ってみました。
ニホンザルの検出
- ボディ:Nikon Z9( C:Ver.1.11 )ワイドエリア(L)被写体検出(動物)
- レンズ:NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
どうも人が思う感覚とZ9の動物の認識は異なるようです。被写体検出は元は人間の検出がメインで、動物や乗り物の検出は人検出の技術に付随してできたものと思っています。そのため、人に一番近い形状のサルの類は一番簡単に認識できると高をくくっていたのですが、どうもそうではないようです。
猿山のニホンザルの認識はずいぶん苦労していました。こちらを向いていて、明確に目が見えていてもほぼ認識しない状態で、瞳の検出もほとんどされません。これは意外でした。 被写体検出の動物にサルは明記されていないので、おそらく学習させていない動物種なのだと思いますが、一番問題なく検出されると思っていただけにいささか驚いています。もちろん、被写体検出の動物リストに含まれていないので問題ありません。

今、「こんなような人たくさんいるけどなー」と思ってはたと気づきました。ターゲットを動物に設定しているからいけないのか。もしかしたら「人物」にするか「オート」にすると検出するのかもしれません。今度動物園に行く機会があったらやってみます。
ニホンザルの検出(Ver.2.00)
- ボディ:Nikon Z9( C:Ver.2.00 ):ワイドエリア(C1:19×11):被写体検出(動物)
- レンズ:NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
4月20日にファームウェアVer.2.00がリリースされたので、再度上野動物園の猿山でテストしてみました。
結果、ニホンザルに関してはほぼ進化は見られませんでした。時々顔を検出するかな、という偶然とも思える弱い反応で、瞳を検出してそれに追従するような動きではありません。耳を目とご認識することも多いようです。 もちろん、動物の検出は犬猫鳥に限られたことなので、やりすぎのテストであることはわかっています。単なる興味です。
人間目線では人とサルは似ているように思えますが、機械学習でそれを認識させるのは難しいのでしょうか。鳥などの方がはるかにスムーズに検出されます。


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