Nikon Z9:インターバル撮影とタイムラプステスト:ふたご座流星群(2022年12月14日)

Z9でふたご座流星群がどこまで写せるかテストしてみました。街なかなので撮影条件は劣悪です。

流星はランダムに発生しますし、一瞬なので効率よく撮影するためにはちょっと工夫が必要です。最近のカメラにはインターバル撮影やタイムラプス動画を作る機能が予め備わっていますので、流星群の撮影には最適です。もちろん、Z9にもその機能が備わっていますので、その機能を使って撮影してみました。

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日時

2022年12月14日の22時頃が極大と予想されていましたが、諸般の事情で撮影開始したのは23時からの30分ほどです。前後数日は観測できますし、予報が外れることもあるので、日食や月食と異なり、それほど厳密なものではありません。

ロケーション

空が広く見えればどこでも良いのですが、都市部だとなかなか空が見えません。寒いし、遠出するのも面倒です。住んでいるマンション10階の外階段の踊り場から空が良く見えることが分かったので、そこに三脚を据えて固定撮影で撮影しました。共有部分に赤道儀を設置するのも何なので。
それでも見つかったら通報されるレベルの怪しさです。

レンズ

流星群の流れ星は空のいたるところで観察されるので、明るい広角レンズが適しています。固定撮影なので、長時間露光をすると星が流れてしまいます。広角レンズでも10秒くらいが限界です。Z9は高感度耐性も高くないので、ISO 400以下に抑えたいところです。
Zマウントの24-120を使いたかったのですが、F4ではちょっと暗すぎたので、Leicaの24mmF2.8を使用しました。星の固定撮影なので、AFも必要ないし、手ブレ補正も必要ないので、とにかく明るい広角レンズの条件は満たしています。

インターバル撮影

Z9にはインターバル撮影をして、さらにそれをカメラ内部でタイムラプス動画にまでしてくれる機能が備わっています。便利です。

テスト撮影で、F2.8開放、ISO 320、の10秒露出でオリオン座が明確に写ったので、この露出に固定しました。

10秒露出なので、インターバル10秒の設定にしました。これで無駄なく、出現した流星は確実に記録されるはずです。

街明かりで空が明るくなってしまうので、暗部は絞めています。
拡大すると日周運動で星が流れていますが、流星ははっきりと写っています。

オリオン座を横切る流星を狙っていたのですが、そううまくは行きませんでした。

インターバル10秒なので、1分間に6枚、10分で60枚のコマ数になります。10分の撮影で、2秒分のタイムラプス動画になります。1時間撮影してもタイムラプス動画12秒です。
この寒空で30秒の動画を作ろうと思ったら、相当な根性が必要になるということです。自分はそんな根性はないので、20分くらいで早々に退散してしまいました。また職務質問されるのも面倒なので。

小さい画面だと星がつぶれて見えないと思いますが、HDサイズで見ていただくとオリオンの星々と流星が確認できると思います。

雑感

今回Z9のインターバルタイマー撮影をはじめて使ってみましたが、簡単に設定でき、思った通りの結果が得られました。被写体によっては大変使える機能だと思いました。
インターバル撮影からタイムラプス動画を作るのは、以前は撮影後のソフトで行っていましたが、今はカメラ内部でできてしまうのですね。
以前、建築系の仕事で曳家のタイムラプス動画を作成したことがありますが、数千枚の静止画を専用ソフトでつなぎ合わせて動画を作らなければならず、結構大変だった思いがあります。今回は技術の進歩にあやかりました。

カメラ関連

Nikon Z 9 ボディ

野鳥撮影にも最強のパフォーマンスを発揮するミラーレスフラグシップです。被写体検出機能で野鳥も認識して目にフォーカスを合わせてくれます。本格的に野鳥撮影をする方にはおすすめです。
FTZ-IIを介して今までのFマウントの超望遠レンズも問題なく使えます。ZマウントのNIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sとの組み合わせは5.5段のVRが効き、800mm(DXで1200mm)ながら手持ち撮影が可能になります。



Nikon FTZ II


予備バッテリーEN-EL18d


予備バッテリー室カバー


L型ブラケット


液晶保護ガラス

メディア



静止画メイン推奨
165GB


大容量
325GB


動画メイン大容量
650GB


LEXARのCFexpress type B
128GB


動画メインのプロの方向けNikon純正
660GB

標準ズーム



24-120mm f/4 S
イチオシ標準ズーム


24-50mm f/4-6.3


24-70mm F/2.8 S


Z 24-70mm f/4 S


28-75mm f/2.8

単焦点レンズ



NIKKOR Z 20mm f/1.8 S


NIKKOR Z 24mm f/1.8S


NIKKOR Z 50mm f/1.2S


NIKKOR Z 85mm f/1.8S


NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

野鳥撮影用おすすめ超望遠レンズ(Zマウント)

NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S

位相フレネルレンズ採用の小型軽量の800mm単焦点レンズです。全長385mm、重量約2385gで、800mmの超望遠レンズとしては驚異的な軽さです。5段分(Z9との組み合わせでは5.5段)のVRにより、手持ち撮影が可能です。DXフォーマットで使用すると1200mmF6.3相当となります。野鳥撮影に威力を発揮します。
1.4倍、2倍のテレコンを使用しても画質の劣化が少なく、FXで1120mmF9、1600mmF13、DXで1680mmF9相当、2400mmF13相当となります。

Zマウント純正テレコンバーター



Nikon Z TELECONVERTER TC-1.4X


Nikon Z TELECONVERTER TC-2.0X

野鳥撮影用おすすめ超望遠レンズ(Fマウント)



AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR


NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR


マウントアダプターFTZ2
著者
Yama

大学卒業後しばらくは建築設計に従事。その後人工知能の研究所で知的CADシステムやエキスパートシステムを開発。15年ほどプログラマをしていましたが、管理職になるのが嫌で退職。現在は某大学の非常勤講師(情報学)、動物医療系および野鳥写真家、ウェブプログラマ、出版業などをしながら細々と暮らしています。

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オールドレンズ天体撮影Nikon Z9
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