
Z9のAFそのままとのふれこみなので問題ないと思いますが、一応確認してみました。
いつものようにリアルなジョウビタキのメスのモデルをターゲットとして様々なAFエリアモードでの野鳥の認識、目の検出を試してみました。目が見えている状態ではほぼ完璧に目を検出して追尾してくれます。
- ボディ:Nikon Z8(Firmware Ver. 1.00)
- レンズ: NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
被写体検出(動物)の検証
ファインダーのログです。
ターゲットはお気に入りの紅石さんのジョウビタキの置物(非売品)です。大変リアルなので、野鳥とほぼ同じ挙動をしてくれます。
AFエリアモードを色々と変えています。ワイドエリアSは被写体よりもかなり小さいため、全体像として鳥を認識しないようです。目がこちらを向いた時のみ少し反応する程度です。
ワイドエリアLでもまだ被写体よりも小さいエリアですが、赤枠の範囲を超えて鳥を認識しているようで、目の検出および追尾はほぼ完璧に行ってくれます。
ワイドエリアC1はカスタムで最大にした設定です。問題なく鳥を認識して目を検出してくれます。
3Dも被写体検出は問題ありません。目の検出および追従は目が見えているときはほぼ完璧です。
オートエリアは目が見えない時はいささか変な動きをしますが、目が見えていればほぼ完璧な検出をしてくれます。検出できないときは至近優先が優位になるのでしょうか。他のモードとはちょっと違う動きをします。
いずれも完全に後ろを向いた時の挙動におかしなところがありますが、ご愛敬の範囲ではないでしょうか。一生懸命目を探しているように見えます。
ピント精度
いずれのモードでも、目にフォーカスポイントが設置されているときのピント精度は文句のつけようがありません。


総論
疑っていたわけではありませんが、Z9と同等のAF性能であることが確認できました。野鳥の目をここまで検出してくれるので、歩留まりはかなり上がってくれるはずです。長期の使用でさらなる評価をしてみます。
また、さらなるファームアップもされていくことでしょう。
Nikon Z8 ボディ |
Z8用パワーバッテリーパック MB-N12 |
予備バッテリーEN-EL15c |
液晶保護ガラス |
Z8用L型ブラケット |
静止画メイン推奨 165GB |
大容量 325GB |
動画メイン大容量 650GB |
LEXARのCFexpress type B 128GB |
動画メインのプロの方向けNikon純正 660GB |
COBALTのSDXC 660GB |
24-120mm f/4 S イチオシ標準ズーム |
24-50mm f/4-6.3 |
24-70mm F/2.8 S |
Z 24-70mm f/4 S |
28-75mm f/2.8 |
NIKKOR Z 20mm f/1.8 S |
NIKKOR Z 24mm f/1.8S |
NIKKOR Z 50mm f/1.2S |
NIKKOR Z 85mm f/1.8S |
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S |
NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S 位相フレネルレンズ採用の小型軽量の800mm単焦点レンズです。全長385mm、重量約2385gで、800mmの超望遠レンズとしては驚異的な軽さです。5段分(Z9との組み合わせでは5.5段)のVRにより、手持ち撮影が可能です。DXフォーマットで使用すると1200mmF6.3相当となります。野鳥撮影に威力を発揮します。 1.4倍、2倍のテレコンを使用しても画質の劣化が少なく、FXで1120mmF9、1600mmF13、DXで1680mmF9相当、2400mmF13相当となります。 |
Nikon Z TELECONVERTER TC-1.4X |
Nikon Z TELECONVERTER TC-2.0X |
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR |
NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR |
マウントアダプターFTZ2 |