
2023年5月10日。多くの人が待ち望んでいたZ8が正式発表となりました。予想通りと思った人、期待以上と思った人、がっかりした人など、様々な反応があるようですが、個人的には概ね良い印象です。
自分はZ9を使っているので、家内のZ50からのステップアップとして購入しました。Z50は発売日の2019年11月22日から使っているので、3年半になります。
この数年でミラーレスカメラはめざましい進化を遂げたので、さすがに機能面でもZ50にそろそろ限界を感じています。DXフォーマットで小型軽量なところがZ50の最大の魅力ですが、DXフォーマットのフラグシップがすぐには出そうもないので、Z8に移行します。
Z50でも863を使ってピントが合えば素晴らしい出力が得られますが、動物の検出はしてくれないので、鳥の目にピンポイントで合わせるにはかなり苦労していました。
Z8はZ9のAF機能はすべて継承しているとのことなので、歩留まりは相当良くなることでしょう。画像の選別や処理が楽になることを期待しての移行です。
一番の懸念は重さです。863は1年持ち歩いて馴れたようですが、ボディが450gから910gに増えます。ほぼ倍です。これに家内が耐えてくれるかどうかです。

購入
人気が高そうなので、販売開始の5月12日10:00に手続きを開始して、20秒ほどで完了しました。発売日にお届けと出ているので、5月26日には到着すると思っています。
バッテリー
小型のバッテリーEN-EL15cになりました。持ちはどうでしょう。
ファーストインプレッション
グリップが持ちやすいからなのか、思ったほど重いとは感じないようです。863に付けて持った印象は、バランスが今までよりも後ろに来るからか、かえって持ちやすく感じるようです。
被写体検出
Z9と被写体検出については同じであると噂されていますが、確認してみましょう。
手ブレ補正
Z8はボディ内手ブレ補正があり、レンズのVRとシンクロしてレンズ他院体の補正効果を上回る補正をしてくれます。863との組み合わせでは5.5段となっていましたが、Z8との組み合わせでも同じでしょうか。実験してみました。
撮影サンプル
ボディ周り
Nikon Z8 ボディ |
Z8用パワーバッテリーパック MB-N12 |
予備バッテリーEN-EL15c |
液晶保護ガラス |
メディア
静止画メイン推奨 165GB |
大容量 325GB |
動画メイン大容量 650GB |
LEXARのCFexpress type B 128GB |
動画メインのプロの方向けNikon純正 660GB |
COBALTのSDXC 660GB |
標準ズーム
24-120mm f/4 S イチオシ標準ズーム |
24-50mm f/4-6.3 |
24-70mm F/2.8 S |
Z 24-70mm f/4 S |
28-75mm f/2.8 |
単焦点レンズ
NIKKOR Z 20mm f/1.8 S |
NIKKOR Z 24mm f/1.8S |
NIKKOR Z 50mm f/1.2S |
NIKKOR Z 85mm f/1.8S |
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S |
野鳥撮影用おすすめ超望遠レンズ(Zマウント)
NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S
位相フレネルレンズ採用の小型軽量の800mm単焦点レンズです。全長385mm、重量約2385gで、800mmの超望遠レンズとしては驚異的な軽さです。5段分(Z9との組み合わせでは5.5段)のVRにより、手持ち撮影が可能です。DXフォーマットで使用すると1200mmF6.3相当となります。野鳥撮影に威力を発揮します。 |
Zマウント純正テレコンバーター
Nikon Z TELECONVERTER TC-1.4X |
Nikon Z TELECONVERTER TC-2.0X |
野鳥撮影用おすすめ超望遠レンズ(Fマウント)
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR |
NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR |
マウントアダプターFTZ2 |