
特別天然記念物で絶滅危惧種です。自然界ではなかなか出会えないと思いますが、出会った時は学術的データとしても確実に記録に残したい種です。刺激しないように遠くから望遠で撮りましょう。
貴重な鳥であるため、失敗のないよう、被写体として認識して目を検出してほしいところです。
ライチョウの検出
上野動物園にライチョウがいるので、テストしてみました。
- ボディ:Nikon Z9( C:Ver.2.00 )ワイドエリア:被写体検出(動物)
- レンズ:NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
ディープラーニングでライチョウをターゲットとしたとは思えませんが、かなり効率よく被写体認識して目を検出します。ガラス越しですが、特に問題なく追従します。
Z9は−10℃までの耐寒性もあり、ライチョウを被写体として認識できるので、ライチョウ研究者にも有用なのではないでしょうか。知り合いにライチョウ研究者がいるので、すすめてみます。


Nikon Z9:被写体検出:総論
動物検出に関して、ニコンは「犬、猫、鳥」としかうたっていませんが、試してみると目がある動物はかなりの確率で被写体として認識され、瞳検出されます。野鳥に関してはほぼ間違いありませんが、その他の哺乳類、爬虫類、両生類も種類によっては検出されます。ファームウェアのバージョンアップでさらなる進化も期待できます。

Nikon Z9:レビュー(総論)
満を持して登場したニコン最強のミラーレスフラグシップZ9を徹底レビュー。野鳥写真家の目から見て、一眼レフを超えられるのか、良いところ・悪いところを検証します。特に世界最多とうたわれている被写体検出の動作をメーカー記載の範囲を超えてチャレンジしてみました。
Nikon Z 9 ボディ 野鳥撮影にも最強のパフォーマンスを発揮するミラーレスフラグシップです。被写体検出機能で野鳥も認識して目にフォーカスを合わせてくれます。本格的に野鳥撮影をする方にはおすすめです。 FTZ-IIを介して今までのFマウントの超望遠レンズも問題なく使えます。ZマウントのNIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sとの組み合わせは5.5段のVRが効き、800mm(DXで1200mm)ながら手持ち撮影が可能になります。 |
Nikon FTZ II |
予備バッテリーEN-EL18d |
予備バッテリー室カバー |
L型ブラケット |
液晶保護ガラス |
静止画メイン推奨 165GB |
大容量 325GB |
動画プロ向け 650GB |
24-120mm f/4 S イチオシ標準ズーム |
24-50mm f/4-6.3 |
24-70mm F/2.8 S |
Z 24-70mm f/4 S |
28-75mm f/2.8 |
NIKKOR Z 20mm f/1.8 S |
NIKKOR Z 24mm f/1.8S |
NIKKOR Z 50mm f/1.2S |
NIKKOR Z 85mm f/1.8S |
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S |
NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S 位相フレネルレンズ採用の小型軽量の800mm単焦点レンズです。全長385mm、重量約2385gで、800mmの超望遠レンズとしては驚異的な軽さです。5段分(Z9との組み合わせでは5.5段)のVRにより、手持ち撮影が可能です。DXフォーマットで使用すると1200mmF6.3相当となります。野鳥撮影に威力を発揮します。 1.4倍、2倍のテレコンを使用しても画質の劣化が少なく、FXで1120mmF9、1600mmF13、DXで1680mmF9相当、2400mmF13相当となります。 |
Nikon Z TELECONVERTER TC-1.4X |
Nikon Z TELECONVERTER TC-2.0X |
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR |
NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR |
マウントアダプターFTZ2 |