Z9を入手するまではD500+500mmF4FLにTC14E-IIIをつけて飛翔写真などを撮影していました。Z9が来てからはFTZ-IIを挟んで同じレンズセットで使用していました。Z9に替えて劇的に良くなったかというと、そういう印象はなく、条件にもよるので単純な比較はできませんが、多くのシーンではD500の方が歩留まりは高かったのではないかと思います(Z9のバージョン1.10)。Z9には動物検出があるので、検出されたときの食いつきは良くなりますが、飛んでいる鳥はあまり認識率がよくないようです。飛行中の鳥は様々な形に見え、頭部の検出、さらにそこから目を検出するのはかなり難しいのでしょう。
サンプル画像
自分が下手クソなだけかもしれませんが、どんなにファインダーが良く出来ていても、ブラックアウトフリーでも、1200mm相当で波状飛行する野鳥を追尾するのはかなり大変です。まだまだ修行が必要です。

















総評
やはりまだまだ背景に引きずられてしまうのは否めません。空バックであれば結構合いますが、森や林が背景の場合はかなりの確率で背景に抜けてしまいます。
まだまだ改善の余地がありそうです。今後のバージョンアップに期待します。

Nikon Z9:レビュー(総論)
満を持して登場したニコン最強のミラーレスフラグシップZ9を徹底レビュー。野鳥写真家の目から見て、一眼レフを超えられるのか、良いところ・悪いところを検証します。特に世界最多とうたわれている被写体検出の動作をメーカー記載の範囲を超えてチャレンジしてみました。

Nikon Z9+NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S レビュー(総論)
Nikonから画期的な超望遠レンズが登場しました。何と手持ちで使える800mmです。野鳥撮影で手持ちで使えるのか、検証しました。Z9とZ50で使いましたが、本当に手持ちで使えています。撮影の幅が大幅に広がりました。
Nikon Z 9 ボディ 野鳥撮影にも最強のパフォーマンスを発揮するミラーレスフラグシップです。被写体検出機能で野鳥も認識して目にフォーカスを合わせてくれます。本格的に野鳥撮影をする方にはおすすめです。 FTZ-IIを介して今までのFマウントの超望遠レンズも問題なく使えます。ZマウントのNIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sとの組み合わせは5.5段のVRが効き、800mm(DXで1200mm)ながら手持ち撮影が可能になります。 |
Nikon FTZ II |
予備バッテリーEN-EL18d |
予備バッテリー室カバー |
L型ブラケット |
液晶保護ガラス |
最速650GB 動画メインの人にはおすすめ |
最速325GB |
128GB |
256GB |
128GB |
24-120mm f/4 S イチオシ標準ズーム |
24-50mm f/4-6.3 |
24-70mm F/2.8 S |
Z 24-70mm f/4 S |
28-75mm f/2.8 |
NIKKOR Z 20mm f/1.8 S |
NIKKOR Z 24mm f/1.8S |
NIKKOR Z 50mm f/1.2S |
NIKKOR Z 85mm f/1.8S |
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S |
NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S 位相フレネルレンズ採用の小型軽量の800mm単焦点レンズです。全長385mm、重量約2385gで、800mmの超望遠レンズとしては驚異的な軽さです。5段分(Z9との組み合わせでは5.5段)のVRにより、手持ち撮影が可能です。DXフォーマットで使用すると1200mmF6.3相当となります。野鳥撮影に威力を発揮します。 1.4倍、2倍のテレコンを使用しても画質の劣化が少なく、FXで1120mmF9、1600mmF13、DXで1680mmF9相当、2400mmF13相当となります。 |
Nikon Z TELECONVERTER TC-1.4X |
Nikon Z TELECONVERTER TC-2.0X |
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR |
NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR |
マウントアダプターFTZ2 |