
2020年4月20日。Nikon Z9のファームウェアがバージョン2.00にアップされました。様々な機能の更新がなされているようですが、特に自分の使用状況に関連する機能を検証してみたいと思います。
プリキャプチャ
今回のファームアップで一番うれしい機能だと思います。時間を遡れる連写は目から鱗です。


AF性能の強化
強化されているのかもしれませんが、あまり劇的な変化は感じられませんでした。
ファインダーの高フレームレート(120fps)表示
Ver. 1.xxでもファインダーは良く見えていたので、特に不満はなかったのですが、一応機能追加とのことなので、高フレームレート表示にしてみました。
目の前で高速で手を振ったりすると多少滑らかに見えますが、それほど劇的に良くなったとは思えません。それだけ最初からできが良かったということのようです。
追記(2022年8月22日)
炎天下のフィールドの撮影で、HOT CARD警告問題が発生し、困っていたところ読者の方から「ファインダーの高フレームレート表示をONにするとHOT CARD警告が出やすいようだ」という有力な情報をいただきました。確かに高フレームレート表示をONにすると電池の減りが極めて速くなります。電池の激しい消費は少なからずボディの温度を上昇させているはずですので、高フレームレート表示がHOT CARD警告と関係があってもおかしくありません。
実際、高フレームレート表示をOFFにすると電池が劇的に持つようになり、それ以降HOT CARD警告も出なくなりました。
Nikonからの公式なアナウンスは何もありませんが、 当面はOFFで使ってみようと思います。
NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S対応
2022年4月22日発売予定のNIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sに対応しています。
NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sに対応するためのファームアップが、Nikon Z 9、Z 7II、Z 6IIに対してだけだったので、Z50などでは使えないのか心配になり、サポートに問い合わせたところ、「メモリーリコール機能」に対応しているカメラのみファームアップが必要とのことです。カメラ側にそもそも「メモリーリコール機能」がない場合はそのまま(最新のファームウェアが推奨されますが) NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S を使用することができるそうです。
カメラ関連
Nikon Z 9 ボディ (実勢価格628,650~698,500円) |
Nikon FTZ II | 予備バッテリーEN-EL18d | 予備バッテリー室カバー | L型ブラケット | 液晶保護ガラス |
最速325GB 動画メインの人にはイチオシ |
128GB |
256GB |
128GB |
24-120mm f/4 S イチオシ標準ズーム |
24-50mm f/4-6.3 |
24-70mm F/2.8 S |
Z 24-70mm f/4 S |
28-75mm f/2.8 |
NIKKOR Z 20mm f/1.8 S | NIKKOR Z 24mm f/1.8S | NIKKOR Z 50mm f/1.2S | NIKKOR Z 85mm f/1.8S | NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S |
NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S 位相フレネルレンズ採用の小型軽量の800mm単焦点レンズです。全長385mm、重量約2385gで、800mmの超望遠レンズとしては驚異的な軽さです。5段分(Z9との組み合わせでは5.5段)のVRにより、手持ち撮影が可能です。DXフォーマットで使用すると1200mmF6.3相当となります。野鳥撮影に威力を発揮します。 1.4倍、2倍のテレコンを使用しても画質の劣化が少なく、FXで1120mmF9、1600mmF13、DXで1680mmF9相当、2400mmF13相当となります。 |
Nikon Z TELECONVERTER TC-1.4X |
Nikon Z TELECONVERTER TC-2.0X |
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR | NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR | マウントアダプターFTZ2 |