キャニスター

まただ。
以前、通販でやかんを買おうとしたとき、「やかん」がもう死語であることを学びました。やかんで検索してもなかなか出て来ません。今は「ケトル」と言うんだそうだ。何がケトルだ、と憤慨しながら検索した思いがあります。
今回は保存容器です。

ナッツ好き

小学校3年生からアメリカに住んで、それからナッツ好きになってしまいました。アメリカ人の子供たちは皆ポケットに殻付きのヒマワリの種をたくさん入れていて、プレイグラウンドではそれをいつも食べながら遊んでいるのです。そのため、プレイグラウンドの地面はヒマワリの種の殻だらけです。

友達に分けてもらって食べたらはまってしまいました。
炒った殻付きのヒマワリの種を口に放り込んで、口の中で割って中身だけを食べ、殻をぺっぺぺっぺと吐き出すのです。決して美しい食べ方ではありませんが、殻に薄い塩味が付いていたのでしょう。なかなか美味なのです。

以来、50年以上、ナッツフリークで、今でも机の上には何らかのナッツが置いてあります。殻付きのヒマワリの種は食べるのが面倒なのと、散らかるので、ヒマワリの種は殻をむいたものを買うようになりました。その他、カボチャの種、カシューナッツ、マカダミアナッツ、ピスタチオナッツなどを気分に応じて食べています。

受験生だった頃もナッツばかり食べていましたし、今でもプログラミングで集中して籠る時はナッツが必需品です。脂溶性ビタミンが何か良い作用を及ぼしているのでしょうか。食べだすと止まらなくなります。

問題発生

無類のナッツ好きが高じて、パックのものではなく、はかり売りのナッツを買うようになってしまいました。圧倒的に単価が安いのですが、わが家のイグアナとの同居環境では湿気てしまうことが判明しました。熱帯雨林の気候にできるだけ近い環境が理想なのですが、人間にとっては不快指数100%で、ものはすぐにかびたり湿気たりします。ナッツを守るために良い容器が必要になりました。

密閉容器

何か良い容器はないかとAmazonで探しましたが、なかなかヒットしません。何度かキーワードを試しているうちに、この手の密閉保存容器のことを現代人は「キャニスター」と呼ぶことを学びました。キャニスターか。海外帰国子女のくせに、どうもこの手のカタカナ外来語は苦手です。

キャニスター

求めていたのは、密閉性が高いけど開け閉めが楽な容器です。面倒くさがり屋なので、密閉性が良くても開け閉めが面倒な容器は却下です。
また、中身が見えるように容器は透明が良いのです。半透明でもダメです。完全に透明が好みです。

で、見つけました。まさに理想的な密閉保存容器、いや、キャニスターです。
RECYCO キャニスター。
蓋の中央のボタンを押し込むと密閉され、もう一度押すと開放される簡単操作です。以前からこの手の機構はありましたが、あまり気密性が高くなく、ロック状態でも蓋が簡単に外れたりしました。この製品はかなり密閉性がありそうで、ロック状態で蓋は簡単には外れません。
容器はちゃんと透明で中身が良く見えます。
各種サイズがありますが、ナッツ入れなので一番小さいものを買ってみました。
これで大好きなナッツが加湿器の横でも湿気なくなりました。

おすすめの逸品です。

とにかく操作が簡単で、開け閉めが楽です。開けた後の蓋の置き場には結構困ることが多いのですが、蓋を容器の縁に引っ掛ける出っ張りがついていて、場所を取らずに縦に置くことができます。細部にまで気配りがある製品です。

Amazon Link

850ml

1500ml

2500ml

1500ml+500ml

2000ml+900ml

アマゾンのサイトの説明文の日本語がプアです。二代目の説明……
「【説明】初代のパッケージは箱だけですが、2021年から生産した商品はフィルムの包装を増えました。FBA倉庫経由で二つパッケージをランダム発送しますので、御理解させていただきます。」
ウーム。一生懸命なのはわかりますが。
いささか不安でしたが、製品はなかなかしっかりしていました。

著者
Yama

大学卒業後しばらくは建築設計に従事。その後人工知能の研究所で知的CADシステムやエキスパートシステムを開発。15年ほどプログラマをしていましたが、管理職になるのが嫌で退職。現在は某大学の非常勤講師(情報学)、動物医療系および野鳥写真家、ウェブプログラマ、出版業などをしながら細々と暮らしています。

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