理系男子(女子も)はやっぱりダイソン

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ダイソン

口コミでは賛否両論あるようですが、個人的には大変気に入っています。多少使い勝手が悪かろうと、大きかろうと、重かろうと、うるさかろうと、そんなことを払拭するくらい理系の男子(女子も)を刺激する理屈と、それを証明するかのようなフォルムを持っています。そういうオタッキーな子は、本来掃除なんかに興味はなく、ただ単にあのサイクロンの構造と、何万Gという遠心力でゴミを分離するという宣伝文句にやられてしまうのです。なんとも悲しいサガです。

いくら形が気に入ろうと、何万Gという言葉に踊らされようと、7万円を超える掃除機をホイホイ買えるのは一部の人間だと思います。でも欲しい。待ってもあまり安くなりません。誰かくれないかな、などと思っていたら、なんと大学のゴミ置き場に落ちていました。

Dyson DC12!

どうせ壊れて動かないだろうと思いつつも、研究室に持ち帰って動作確認すると、何も問題なく作動しました。なぜこんな良いものを捨てるのでしょう。
確かにうるさいし重いけど、そんなことは買う前から分かっていたはずですし、捨てるほどのことではないでしょう。

さっそく宅急便で自宅に送りました。掃除機に7万円以上はありえないと思う人間がいる一方、使えるのにそれを捨てる人間もいるのが驚きでした。よほど嫌な思い出でもあったのでしょうか。

まあ、捨てた人のことはどうでもよくて、とにかく念願のダイソンが手に入って超ラッキーでした。

この辺りが素敵です。きれいな状態です。

サイクロン部は全て分解して洗浄してあげました。分解にはかなりの秘密が隠されていますし、トルクスネジを使っているので、特殊工具を持っていないと分解できません。もちろん、マニアックなわが家の工具箱には、ハードディスクを分解するための特殊工具が揃っているので、問題はありません。

超うるさいけど、超吸います。消費電力1200Wもあるので、同じ部屋で他の電気製品を使うとブレーカーが落ちます。このように、ただただ吸引力に命をかけた男らしい掃除機でした。

新しいダイソン(DC61MH)

掃除なんか大してしないくせに、また掃除機を買ってしまった。やはりこのデザインは魔力だ。DC12は大きくて重くてブレーカーが落ちるので、家内からクレームが出て、充電式の小型の掃除機が必要となりました(口実)。
もちろん、DC12は気合を入れる大掃除などで活躍してもらうので、大切に保管してあります。間違っても捨てたりしません。

これもデザインと吸引力に関しては素晴らしいできです。サイクロンの円錐が2段になり、メタリックな塗装はヲタクの心を鷲づかみにします。音は相変わらずうるさいのですが、使い勝手は格段に進化しています。充電式なので、家中どこにでも持って行けて、手軽に使える掃除機です。狭い家なので、これ一台でほぼ全てまかなえます。

ロボット掃除機はどうよ

床はそのうちロボット掃除機が掃除してくれる予定です。ロボット掃除機はまだ過渡期で、何が良いのか判断が困難です。十万円じゃまだ一部のお金持ちのオモチャにしかなりません。もう少し様子を見た方がよさそうです。

ココロボもかわいいけど、感情移入しすぎてしまいそうで怖い。壊れたり、動かなくなって処分するときなどはどうなってしまうのでしょう。「くるしいよー」とか、「今までありがとう。さようなら」とか言われたら泣いてしまいそうです。

ヲタクとしては知的なルーロかダイソンに刺激されるでしょう。ルンバも良いのですが、壁にガンガンぶつかって方向を変える姿を見ると考えてしまいます。その点、ダイソンやパナソニック、日立、シャープの掃除機は、日本人向けに作られているような気がします。

ようやく各社出そろったようなので、これからが勝負になるのでしょう。数年後、より高性能で、価格も数万円になれば普及する気がします。
人工知能に携わってきた身としては、ぜひ、「自動掃除機」ではなく、「お掃除ロボット」として進化していって欲しいものです。その方が夢があります。

2015年6月

著者
Yama

大学卒業後しばらくは建築設計に従事。その後人工知能の研究所で知的CADシステムやエキスパートシステムを開発。15年ほどプログラマをしていましたが、管理職になるのが嫌で退職。現在は某大学の非常勤講師(情報学)、動物医療系および野鳥写真家、ウェブプログラマ、出版業などをしながら細々と暮らしています。

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