Nikon Z9 発売日決定

本日2021年12月8日、Nikon Z9の発売日が正式に発表となりました。12月24日発売です。まさにクリスマスプレゼントですね。ワクワクが止まりません。

予約注文開始の11月2日10:00に注文して、10:01に確定したのですが、この1分の間に相当な数の注文が入ったはずです。お店の人に自分の注文順位を聞いたところ、「お客様の順番は相当早い位置です」と言われました。具体的な順番は教えてくれませんでしたが、それでも「発売日にお届けできるかどうか確約はできない」と言われてしまいました。大型店ですが、こんな70万円もするカメラがどれだけ売れたのでしょうか。Nikonはじまって以来というか、カメラの100年以上の歴史の中でも相当な快挙なのではないでしょうか。
結局、発売日に出荷されたらメールが来るようなので、それを待つしかないようです。あまり期待しないで待つことにします。

関連グッズも売り切れそうなので、予備バッテリーやバッテリーカバー、メディア、液晶保護フィルムなども購入しておきました。L型プレートも必要なのですが、まだ開発されていないようです。カメラケージはすでに販売されていますが、ちょっと大仰なのでL型プレートが出るのを待ちます。

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NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

仕事用にNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sを検討していたのですが、2022年2月発売とのことでしたので、躊躇していました。ところが、これも前倒しで発売になるかもしれないという噂が入ってきましたので、注文してしまいました。このレンズも人気があるので、もう遅いかもしれません。相当待たされることは覚悟しています。

このレンズのポイントは、ズーム全域で最短撮影距離0.35mで、最大撮影倍率が0.39倍なところです。これは本業の医療シーンの撮影で重宝しそうな焦点距離と撮影倍率です。望遠端が120mmなので、望遠マクロ的に使えます。術中は数時間構えることになるので、630gという軽さも年寄りには魅力です。これでぎっくり腰が少し軽減されるかもしれません。
レンズとしてはより魅力的な24-70F2.8がありますが、最大撮影倍率が0.22倍しかなく、術野の撮影は絞り込んで使うので、F2.8は重いだけでせっかくのボケの美しさなどは発揮できません。それよりも望遠端が長く、最短撮影距離が短い方が私の仕事には有利です。

術創の撮影では、通常はそれほどのマクロ撮影にはならず、今までD500で使っていたAI AF Zoom Micro Nikkor ED 70~180mm F4.5~F5.6Dでもまず最短撮影距離で使うことはありません。70~180mmは術野を撮るには最高だったのですが、ボディー側モーター駆動のレンズであり、Zシリーズでは使えなくなります。大変残念ですが、モーター内臓のFTZが開発されるまではお休みとなります。
Zレンズにも焦点距離が近い70-200F2.8がありますが、マクロ向きの設計ではないため、望遠端の最短撮影距離1m、最大撮影倍率0.2倍しかありません。狭い手術室での撮影には適していません。

最大撮影倍率0.39倍で足りるのかどうかは実践で確認しないと分かりませんが、さらに拡大撮影が必要な場合はFTZ-IIを介して既存のAF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED を使えるので困ることはないでしょう。

あとはポートレート撮影用として NIKKOR Z 50mm f/1.2 S が魅力ですが、Z9ボディや上記レンズも買ってしまったので当分は買えません。まだ500mmF4FLのローン返済中なのに。
いつか元がとれるくらいの、こだわりのモデル撮影の仕事が来たら検討します。

カメラ関連
Nikon Z 9 ボディ

野鳥撮影にも最強のパフォーマンスを発揮するミラーレスフラグシップです。被写体検出機能で野鳥も認識して目にフォーカスを合わせてくれます。本格的に野鳥撮影をする方にはおすすめです。
FTZ-IIを介して今までのFマウントの超望遠レンズも問題なく使えます。ZマウントのNIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sとの組み合わせは5.5段のVRが効き、800mm(DXで1200mm)ながら手持ち撮影が可能になります。


Nikon FTZ II

予備バッテリーEN-EL18d

予備バッテリー室カバー

L型ブラケット

液晶保護ガラス
メディア

静止画メイン推奨
165GB

大容量
325GB

動画プロ向け
650GB
標準ズーム

24-120mm f/4 S
イチオシ標準ズーム

24-50mm f/4-6.3

24-70mm F/2.8 S

Z 24-70mm f/4 S

28-75mm f/2.8
単焦点レンズ

NIKKOR Z 20mm f/1.8 S

NIKKOR Z 24mm f/1.8S

NIKKOR Z 50mm f/1.2S

NIKKOR Z 85mm f/1.8S

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
野鳥撮影用おすすめ超望遠レンズ(Zマウント)
NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S

位相フレネルレンズ採用の小型軽量の800mm単焦点レンズです。全長385mm、重量約2385gで、800mmの超望遠レンズとしては驚異的な軽さです。5段分(Z9との組み合わせでは5.5段)のVRにより、手持ち撮影が可能です。DXフォーマットで使用すると1200mmF6.3相当となります。野鳥撮影に威力を発揮します。
1.4倍、2倍のテレコンを使用しても画質の劣化が少なく、FXで1120mmF9、1600mmF13、DXで1680mmF9相当、2400mmF13相当となります。
Zマウント純正テレコンバーター

Nikon Z TELECONVERTER TC-1.4X

Nikon Z TELECONVERTER TC-2.0X
野鳥撮影用おすすめ超望遠レンズ(Fマウント)

AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR

NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR

マウントアダプターFTZ2


Nikon Z9 を買うべき理由
2021年3月10日。いよいよNikonからミラーレス一眼のフラグシップZ9の開発発表がありました。今まで様々な理由からミラーレスへの完全移行を躊躇していた一眼レフユーザーたちも、安心して移行できることを匂わせるアナウンスです。...
Nikon Z9:いよいよ発売か
2021年3月10日にNikonから正式に開発発表があってからずっとなりを潜めていたNikonのミラーレスフラグシップZ9がいよいよ動きを見せはじめました。2021年10月5日:ティーザー動画第一弾公開10月5日に...
Nikon Z9:ティーザー動画第二弾
5日に第一弾のティーザー動画が公開され、2日おき位で予定の計4本出して13日あたりに発売発表があるのではないかと期待されていましたが、13日にようやく第二弾の動画が発表され、4本の動画は1週間間隔での登場になるようです。発売発表は...
Nikon Z9:ティーザー動画第三弾
ティーザー動画の第三弾が公開されました。大方の予想通り、AFに関する紹介動画です。こちらに突進してくるバイクの追従、激しく動き回りながらテニスをする女性の目、ハードル競技をほぼ真横から撮影し...
Nikon Z9:ティーザー動画第四弾
これで4本のティーザー動画が出そろいました。第四弾はより革新的な機能に迫る動画かと予想していましたが、いまいち分かりづらい内容です。おそらくファインダーの出来が良く、OVFと遜色...
Nikon Z9:FTZ II:発売発表
いよいよ公式に発売発表となりました。Nikon Z9メカニカルシャッターレスメカニカルシャッターレスの噂は本当でした。個人的には英断だと思います。ローリングシャッター歪みを懸念している人が多いようですが、問...
Nikon Z9 予約
予約日いよいよ予約開始の2021年11月2日午前10:00。待機していて、予約開始1分以内にネットで購入しましたが、果たして発売日に届くかどうか微妙です。カメラ店によってはサーバーがダウンしたり、電話がつながらなかったりといったト...
著者
Yama

大学卒業後しばらくは建築設計に従事。その後人工知能の研究所で知的CADシステムやエキスパートシステムを開発。15年ほどプログラマをしていましたが、管理職になるのが嫌で退職。現在は某大学の非常勤講師(情報学)、動物医療系および野鳥写真家、ウェブプログラマ、出版業などをしながら細々と暮らしています。

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