とにかく目が目立つ野鳥ですから、目の検出はあまり心配していません。
メジロの検出
- ボディ:Nikon Z9( C:Ver.1.11 )ワイドエリア(L)被写体検出(動物)
- レンズ:AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR +TC14E-III
メジロの目を検出できなかったら「鳥の瞳検出」をうたうことはできないでしょう。どんな角度でも目が少しでも見えていればフォーカスポイントは移動しフォーカシングをしてくれます。メジロも落ち着きがない野鳥で常に動き回っていますが、一度目を検出するとがっちり追従してくれます。
被写体検出はこのような落ち着きがない野鳥を撮る時は大変ありがたい機能です。今までは目にフォーカシングするのが大変でした。Z9も完璧ではありませんが、カメラ任せでも一眼レフよりも歩留まりはかなり上がりました。


ファームウェア(Ver.2.10)
ファームウェアが2.10になったのでテストしてみました。レンズも変更になっています。
- ボディ:Nikon Z9( C:Ver.2.10 )被写体検出(動物)
- レンズ: NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S
Nikonの発表ではAFの能力がずいぶん向上したという発表ですが、この手のものは定量的な評価はなかなかできません。メジロに関しては今までも悪くなかったので、バージョンアップ後も変わらず被写体を認識して目にフォーカスポイントを設定してくれます。ほぼ外すことはなく、目を確実に追いかけてくれるので撮影はすこぶる快適です。

Nikon Z9:被写体検出:総論
動物検出に関して、ニコンは「犬、猫、鳥」としかうたっていませんが、試してみると目がある動物はかなりの確率で被写体として認識され、瞳検出されます。野鳥に関してはほぼ間違いありませんが、その他の哺乳類、爬虫類、両生類も種類によっては検出されます。ファームウェアのバージョンアップでさらなる進化も期待できます。

Nikon Z9:レビュー(総論)
満を持して登場したニコン最強のミラーレスフラグシップZ9を徹底レビュー。野鳥写真家の目から見て、一眼レフを超えられるのか、良いところ・悪いところを検証します。特に世界最多とうたわれている被写体検出の動作をメーカー記載の範囲を超えてチャレンジしてみました。
Nikon Z 9 ボディ (実勢価格628,650~698,500円) |
Nikon FTZ II | 予備バッテリーEN-EL18d | 予備バッテリー室カバー | L型ブラケット | 液晶保護ガラス |
スピード重視 | 信頼性重視 | 信頼性重視 | コスパ重視 |
24-120mm f/4 S | 24-50mm f/4-6.3 | 24-70mm F/2.8 S | NIKKOR Z 24-70mm f/4 S | 28-75mm f/2.8 |
NIKKOR Z 20mm f/1.8 S | NIKKOR Z 24mm f/1.8S | NIKKOR Z 50mm f/1.2S | NIKKOR Z 85mm f/1.8S | NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S |
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR | NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR | マウントアダプターFTZ2 |